丁寧な印刷で、スピーディーにお届け
株式会社一心社印刷所

ブログ


  1. top ページ>
  2. ブログ>
  3. 「切る」っていうこと

「切る」っていうこと

休日に髪を切りました。
いつもより短めに切りました。
特に前髪を短く。
おでこまるだしな感じです。
短く切ると気持ちがいいですね。
不思議な感覚です。

髪を切ったり、爪を切ったり。
「切る」ということは日常なにげなくしています。
そして、「気持ちのいいもの」だったりします。
風を切って走るなんて言いますよね。

断裁機で紙を切るのも、案外「気持ちいいもの」です。

昨日、「武士の家計簿」という映画をDVDで見ました。
堺雅人さんと、森田芳光監督の作品ということで衝動で借りました。

ぼくが印象に残ったのは、
いらない物、余計な物を「切る」ことを決断した直之の姿です。

猪山家八代目の直之が、膨れ上がった借金まみれの猪山家を立て直すべく、家財一式を処分をし、質素な暮らしをしていく。
決断をしたその時の気持ちは、「気持ちのいいもの」ではなかったと思います。

でも、温かく見守り暮らしている家族の姿。
それを見たら、なんだかぼくは気持ちがよくなりました。

「切る」って、なんだか冷たい印象もありますが、
きっと将来的には「気持ちのいいもの」に変わる勇気のいるアクションなんだろうなとそう思いました。
2012/10/15 toshi